全日本自動車部品卸商協同組合(略称:全部協)は、全国の約72,000カ所の独立系整備工場、
ガソリンスタンド、ハイヤー・タクシー・バス・トラック等の運送業者等に自動車補修部品
及び関連用品を都道府県地域で供給・販売している自動車部品の卸業者(地域部品商)が組合員
となって設立した唯一の全国団体であり、組合員の経済活動を促進し、自動車ユーザーの安全
運転確保に寄与することを目的とします。

全日本自動車部品卸商協同組合の設立宣言

 私たち地域自動車部品商(以下「部品商」という)は、モータリゼーションの黎明期より、各地域において円滑な部品供給を通して、整備事業者を側面からサポートすることにより、 自動車ユーザーの安全・安心・快適を支えてきました。
 しかし、時代の流れとともに、自動車を取り巻く環境は大きく変化しました。自動車メーカーが「第2純正」と称し 優良部品の販売に乗り出し、車両法の改正により車検制度が大幅に見直され、バブル崩壊後のデフレにより価格競争が激化、部品販による部品の直販、さらに自動車メー カー主導のディーラーによるユーザーの囲い込みなど、部品商の経営環境は厳しさを増してきました。年々進む自動車分野の技術革新に対する対応の遅れも大きな課題 となっています。さらに近年、様々な理由を設けた自動車メーカーからの一方的な条件による取引契約が部品商の経営を圧迫しています。
 車検の低価格化の波の中で 、忘れられているものがたくさんあります。整備を通しての車両の安全性の確保や車両寿命の長期化に対する本当の意味で環境にやさしい整備などです。適正なメンテナンス が行われないことにより、見えないところで深刻な問題が進んできているように感じます。
 私たち全部協は、このような経営環境の中、自動車ユーザーが安心して自動車を運転できるよう部品供給を通して、安全な車社会の実現に貢献することを目的に設立されました。そのためにまず必要なことは組合員である地域部品商の経営の発展と安定にあることは論を待ちません。


全部協が目指すものは次のものです。

    1.地域自動車部品商の社会的地位の向上

    2.公正な取引環境の実現

    3.高品質な部品を適正な価格で調達すること

    4.他の自動車アフターマーケット業界との円滑な交流

    5.新技術に対する学習・研究・啓蒙・情報提供

    6.組合員の経営の向上と安定

    7.組合員従業員の資質の向上

 そのために一社一社は小さい地域部品商が全国規模で結集し力を合わせることが大切なのです。今こそ全部協の下、私たち地域部品商が立ち上がるときです。組合員各位の ご協力とさらなる部品商の加入をお願いします。